ヨガの語源は『ユジ』=馬と荷車をつなぐ器具のことからきているように
別々のもののように見える2つ以上のものを「繋ぐ」という意味です。
ヨガにおいてそれは
人の心と体であったり
人と人
人と宇宙
人と神
であったりします。
このように自分と他者、異なる働きを持つものを一つにつなぐ またはそれらを一体と感じるような感性を磨くことをヨガと言います。
一般的に体を動かすアーサナがヨガであると思われがちですが、まず『ヤマ』『ニヤマ』といった日々の生活における心がけを大切にしています。
ヤマ『禁戒』には
アヒムサ(非暴力) サティア(正直) アスティーヤ(不盗) ブラフマチャリア(禁欲) アパリグラハ(不貧)
ニヤマ『勧戒』には
シャウチヤ(清浄) サントーシャ(知足) タパス(苦行) スワディヤーヤ(精神向上のための学び) イシュワプラニダーナ(神への祈り)
これらは他者との調和や人生で出会うもの、ことへの向き合い方、心の在り方が示されておりいかによりよく生きるか、その方法が書かれています。
それらを日々の暮らしの中で実践したうえでアーサナを行うことにより、コリやだるさといった体の不調が解消され、心もすっきりと気持ちよさを感じることでしょう。それらは心と体は繋がっていることの現れです。=心身一如
日々の暮らしの中にこそヨガは溢れています
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